ここにきて、生ゴミ処理機の売れ行きが今ひとつ、というよりサッパリに近い。ご同業、みな同じようで同病相憐れむ程で、胸をなで下ろしているところであります。 
 まあ思い当たるところ…、生ごみ処理機のお客様・ユーザー様が、生ゴミ処理機を買うということは、どうやら、プラズマテレビ、デジカメのような-買って何か を楽しむ、といった、イワユル一般的な楽しい買い物ではないことに、とうとう気がついてしまったかということではないか。 
 何せ、テレビやパソコンはいくらハイテク・高機能になろうが、取説を何とか最低限飲み込んで、スイッチさえ入れれば、マア使ったお金に見合った満足を 買った人も、買わせた人も、また使う人もそれなりの満足か大満足を得るわけで、その満足度が製品の売れ行き・市場を左右する。

 しかし、生ゴミ処理機は違うんです。

 生ゴミ処理機は買ったその日から”生ごみの処理”という仕事をする機械なのであります。言い替えれば、生ごみの処理をさせなければならない機械であるという こと。この生ゴミ処理機という買い物は、テレビやエアコンとは違い、車や自転車といった、どんなに高性能・高機能であっても所詮 、運転・操作はユーザー様自身がしなくてはならない物。

 少なくとも生ゴミ処理機の場合、今までは生ごみを袋に入れるまで-ゴミ置き場まで持って行くまで、で済んでいた仕事が、買ったその日から、サー大変!その生 処理機の性能を100%発揮させ、生ごみの処理という仕事を完遂しなければならないのです。(まーあこの場では個々の生ゴミ処理機の性能については触れないも のの)そんなこと聞いていないヨーと言えないまでも、それなりに、意気込んで購入した生ゴミ処理機ユーザー、先ずは、学校・保育園(給食)・先駆的企業・ホテ ルなどもリサイクルで堆肥を・・・という道を選んだが為に、生ごみの自己処理という本来の目的から大きくズレ(私見ですが)、如何にゴミを堆肥としてリサ イクルするか・出来るかの暗黒大陸に踏み込んでしまい、挫折・頓挫…エーと、これはあくまでも私見で勘違い、スイマセン。世界に冠たる日本の企業・行政が 間違えることはありませんでした。まだまだこの生ごみの堆肥化の方向は生ゴミ処理機の主流で行くのでしょうから、道は究めていただきたい(コマーシャルです が、我がイーキューブは生ゴミ処理機として100%減容。”ごみ”は処理の為に入れますが、堆肥にしろ、カスにしろ、〇★△◆×物にしろ、ホントに一切出すも のはありません。嘘をつくと会社は1年持ちません。テクノウェーブは8年やっています、コレホント。) 

  こんな生ゴミ処理機の実情は、これから生ゴミ処理機を買おう、調べようとする人たちには、風の便りにかなり強烈に聞こえてはいるようで・・・。買いたいと引き 合い営業に伺っても、当の購入担当者自身、如何に売り込みの生ゴミ処理機の欠点を見つけ出し、100点満点ではなければ購入しないと、イワユル買わないで済む 理由探しをしている始末。担当者の顔、特に上司に当たる人に”生ゴミ処理機”なんて、そんな物買わされてたまるかよ、と書いてある様に思えるのは、生ゴミ処理機の 営業マンとして私だけだろうか。 
 然し、2006年食品リサイクル法の生ごみ20%減量・リサイクルはあくまでも法律であり、この点での購入側の真剣度も切迫度も増してきたことも事実。これからは、イーキューブをまともな生ゴミ処理機としての性能価格ガチンコで勝負していきますよ……